星空の下で



「今日は、これで終わる。解散」



と先生が、いつの間にか言ってた。




私もそろそろ、帰るかな。



「ねえねえ、美咲。また裕也君の事を考えてた?」



と言ってきたのは、



「由梨奈ちゃん。そんなことないって」




「またまた、一緒に暮らしているくせに」




何も言えなかった。



由梨奈ちゃんは、本当に私達のことを知ってる。



本当に、不思議な子だって今でも思う。
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