闇と光 〔中〕

「あ、秋歌。早いね」


「ええ。時雨が迎えに来たの」


あたしは静かに答える。


「秋歌、首にバンソコ貼っといた方がいいよ」


「え?あ・・・・・」


「秋歌!!バンソコあるぜ。ほら」


冬夜の後ろから現れた百があたしにバンソコを投げる。


しかも・・・・箱ごと。


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