―イケメン転校生×幼馴染×私―
5.LHR
*
「ん~…」
午前最後の授業の終わりを告げるチャイムが鳴り、大きく背伸びする。
はぁ~
授業の終わりからお腹の音ずっと鳴ってたな・・・。
誰にも聞こえてなければいいけど・・・。
なんて考えていると、アヤネとケントが私のもとへ駆け寄って来た。
「あぁ~、腹減った~・・・!さっさと食べようぜ」
お弁当片手にケントが言う。
「うん、そうだね」
私もケントも既にお腹に限界がきているみたい。