―イケメン転校生×幼馴染×私―
*
ケントうまくやってるかな・・・?
ジュースの入った紙コップ片手にボーッとする。
「アヤネ、次なに乗る?」
「あっ!そうだね・・・」
結構いろんなものに乗ったし、次は―――
『フラッ』
あれ?なんか頭がフラフラする―――。
手に力が入らなくて紙コップを落とす。
やばい、倒れそう。
「アヤネッ!!?」
シンが私を支えてくれたおかげで倒れずにすんだみたい・・・。
「ありがとう・・・」
「立ってるのツラいだろ?ベンチまで行こう」
私を支えながら、近くのベンチまで行く。