―イケメン転校生×幼馴染×私―
*
「シン、ごめんね。黙っててなんて言って・・・」
「いや。いいよ、気にしないで。はい、お茶」
シンが温かいお茶を渡してくれる。
「シンって、カッコイイね」
「へっ!?そうかな・・・?」
ちょっと照れてる。
「こういう気遣いとか、私を支えてくれた時とか・・・」
ドキドキしたよ。
それから乗り物には乗らずに、ずっと2人でベンチに座っていた。
シンの横顔をチラリと見ると心臓が高鳴った。