―イケメン転校生×幼馴染×私―




ゴールデンウィーク最後の日なのに図書館にいる人は少ない。

よく休日にいる小さい子供がいなくて、図書館はいつもより静かだ。



大きめな机の上にカバンを下ろす。


目の前の席にアヤネが座る。

「ねぇ、マキ」

アヤネがいつもより小さな声で話しかける。

「あれって、シンじゃない?」







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