―イケメン転校生×幼馴染×私―
「んあ?アヤネとマキじゃん。シンも・・・ってことは、2人も勉強しにきたのか」
シンが眼鏡をはずす。
「そうだよ。私、シンが眼鏡してるとこ初めて見たー。シンって目悪かったっけ?」
「悪い・・・のかな?別になくても支障はないけど、見えやすくなるからかけてる」
「へぇ~。あ、隣いいかな?」
アヤネがシンの右隣にカバンを下ろす。
「うん、いいよ」
シンが微笑む。
胸の奥がモヤモヤした。