いけない恋
二人だけの空間がやけに広く感じた。
いつも見る圭の姿もどこか違うように見えた…。
圭は自分の手でアソコを隠している。
なんて大胆なんだと思った。
手から少し毛がはみ出ていて、いやらしく見えた。
圭ってこんな奴だったかな…ふと考えてしまう自分がいた。

『………って聞いてんのかよ!』

と両手で肩を掴まれた。
その言葉で我に帰った。
近い…近いから…目の前にこんなに…

『あっごめん』

肩に両手…ということは…

『やっぱり最近変だぞ!なんかあったか?部活のことか?』


『いや、ちょっとのぼせてただけだから!』

と目を反らしたら…アソコを凝視してしまった。

『見過ぎだから(笑)』


『あっ、ごめんごめん(笑)』

『お前もいいもん持ってるよな』

とソフトタッチされた。こういう自然なちょっかいが一番嬉しいかもしれない。。
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