甘い声の君
「あっ、移動するんで!!邪魔してごめんなさい!!」



「・・・別にここに居ていい。ほら、やる」



「うわっと・・・」



投げてきてナイスキャッチをした私の手のなかにはガムが。



「あ・・ありがとうございます、えっと・・・」



「・・・奏」




「奏先輩・・・?」




「先輩じゃない。同い年」



「あっ、すみませんっ!!奏さんで!」



「・・・奏でいい」




「はい」


なんとも不思議な人・・・
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