甘い声の君
2.
1.
「真弥?」
「あっ、真央、おかえりっご飯できてるよ?」
「おう。・・俺これから行くとこあっけど、一人で居られるか?」
「・・・・うんっ!大丈夫だよ、行ってらっしゃい」
そういって無理やりの笑顔を顔に貼り付けた。
真央は若干苦笑されて、口の中に急いで入れて、急いで出て行った。
ふぅ・・・。
今日も一人か・・・。
面白くもないTVをつけてただ一人で黙々と食べてる。