甘い声の君


「~~~~やっ、真弥っ!!」




「へっ!?何?!」


「ヨダレついてる」



「ええっ!嘘!?」


おもいっきり手で口をごしごしする。



どうやら眠ってしまったらしい。




「ちょっとどっか行って来る・・・」



「行ってらっしゃい、真弥。気をつけてね?」



「ふぁーい・・・・」




そういってクラスから出る。


ふらふらっと歩いて、保健室に行ってもう一回寝ようかなと思ってたのに、




何故か行った所は



屋上だった。
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