~秘密のフィアンセ☆続編~ 極道の世界たち



とっても緊張する。


玄関の両サイドには、組員が一列に並んで立っている。


その中で、私だけ、ドアの前に立っていた。


この、たくさんの人たちの姐さんなんだ。


しっかりしなきゃ。


深呼吸をして、気持ちを落ち着けるていると、黒いセダン型の車が、門の前に停まった。




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