~秘密のフィアンセ☆続編~ 極道の世界たち



もう、バレちゃったんだ…。


何で~?


佑斗は、エンジンもかけず、バックミラー越しに、私を睨む。


「だって…。佑斗が何も教えてくれないから…」

小さな声でそう言うと、佑斗は怒鳴りつけて怒った。


「ふざけんなよ!てめぇは!何、考えてんだよ!」


ビクッとするくらい、ドスの利いた声だ。



隣の晴彦は、半分涙目で、佑斗を見ている。




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