~秘密のフィアンセ☆続編~ 極道の世界たち
どこでも晴彦
よし!頑張ろう!
自分に気合いを入れて歩いている時 、
「若姐さん!」
晴彦の声がした。
振り向くと、晴彦が走って来た。
「偶然ですね~。お出かけしてたんですか?」
「う、うん。まあね」
佑斗は一緒じゃないみたいね。
ちょっと、ホッとする。
「帰るんですか?」
「そうよ」
そう言うと、晴彦はついて歩いてきた。