~秘密のフィアンセ☆続編~ 極道の世界たち
何て、本当はとっても気になる。
何で、何も言わないんだろう?
まさか、本気で見放された!?
そんな事を考えていたら、あっという間に家に着いてしまった。
「ありがとう。晴彦」
「いえ。ところで、若姐さんは、もう出かけないんですか?」
「さあ?気が向いたら、出かけるよ」
半分、呆然としながら、家の門を開ける。
「じゃあ。若姐さん、また」
そう言うと、晴彦の車は走り去っていった。
いいな。
佑斗のとこへ、帰るんだよね…。