~秘密のフィアンセ☆続編~ 極道の世界たち
私も、佑斗の所へ帰りたい。
半分、泣きべそをかきながら玄関に入り、さらにショックを受けた。
なぜなら、そこには、佑斗から私の荷物が送り返されていたからだ。
「うそ…。本気で?」
恐る恐る段ボールを開けると、小物類が入っている。
服とか、他の物は入っていない。
きっと、後から送られてくるんだろう…。
「何でぇ?本当に、私の事嫌いになったの?」
段ボールを見つめながら、その場に泣き崩れてしまった。