~秘密のフィアンセ☆続編~ 極道の世界たち
本当に、ホストクラブにでも行こうか。
賑わい始めた通りを歩き始め、一軒のホストクラブの前へ着く。
その時だった。
「若姐さん!何してるんですか?」
「晴彦!?」
小走りで駆け寄って来る。
「帰ったんじゃなかったの?」
「ちょっと用事が出来て…。若姐さんこそ」
何で、タイミング良く現れるんだろう。
「ここ、入るつもりですか?」
「そうよ!佑斗の事なんか忘れて、パーッと飲むんだから」