~秘密のフィアンセ☆続編~ 極道の世界たち
え?
どういう事だろ?
「偶然じゃなくて、あれは晴彦につけさせてたの」
「ええ~!?」
何それ!!
「ちなみに、愛美ちゃんからの電話も、こっちが仕組んだ事」
「ど、どういう事?」
動揺して、思わず起き上がった。
そんな私を、佑斗は寝たまま見上げて言った。
「お前、止めたって無駄だろ?無茶な事する前に、陸に会えるようにしたんだよ」
だから、携帯番号を教えてくれたんだ。
通りで、おかしいと思ったんだよね。