愛なんて知らない Ⅱ












「それじゃあ、いっか」








「うん

それより愛美って凄く綺麗な声だよね」









「そう?」









「うん!

1滴の雫が水の上に落ちたような

そんな静かで綺麗な音のような声だった」






悠希が思い出すようにして言う










「ありがとう・・・・」










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