愛なんて知らない Ⅱ












「愛美、こっち」




そう言う悠希は横に曲がり

木の奥に進んで行った









「うん」




後ろを見ると百合香達も

ちゃんとついてきていた









「ハア・・・・ハア・・・」





百合香は息を苦しそうにしている








「酷い・・・・」




私は悲しみの混ざった声で言う









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