愛なんて知らない Ⅱ











「・・・・本当に目障り」






私は男の喉元に剣の先を当てた




当てた所からは少し血が滴る







「愛美」




悠希が私の手を掴んだ







「離して」







「愛美はこいつを殺すの?」







「あの子を孤独へと追いやろうとした罰よ」





私は冷たい声でそう言う










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