愛なんて知らない Ⅱ











「そうだね・・・・

でも愛美がお母さんクマを助けた

結果小熊は孤独にならなかった



それじゃあダメなの?」









「うん、でも1人は寂しいよ・・・・」






愛美は少し笑ってそう言う







俺にはその笑みが

泣いているようにしか見えなかった・・・・






とても儚く綺麗な悲しい笑み










「1人になるのは悲しいけど

人の死も悲しいと思わない?」








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