愛なんて知らない Ⅱ










「熱・・・・?」








「そうだよ

眠ってる時も凄く苦しそうだった」





悠希が不安そうに言う








私は生まれてから1度も熱など

出した事がなかった








「大丈夫だよ

心配してくれてありがとう」





私はそう言うとベットから

立ち上がろうとした








「ダメだって!」









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