愛なんて知らない Ⅱ










「うん」




悠希はそう言うと近づいてきた










「愛美、よく聞いて」




私の髪の毛を撫でながら言う









「うん・・・・」




悠希の優しい手に安心する










「愛美は残酷でも最低でも

ましてや醜悪なんかじゃない」









「私は悠希の思うような私じゃないんだよ」








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