愛なんて知らない Ⅱ











「俺の知ってる愛美は

優しく純粋で自覚なしに人を救ってる


自分を犠牲にして他人を助けたりする人だよ」










「違う、それは

消えてほしくないから・・・・」





(何だか眠くなってきた・・・・)










「目を閉じて」








「うん?」




私は目を閉じた



ふわふわとしていて



夢と現実の間にいる、そんな感じだ








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