愛なんて知らない Ⅱ












「あっそれは多分

木に引っかかったとんだと・・・・」







私は百合香の手の傷に自分の手を置いた








「癒しの力よ

天の光を持ち傷を癒すことを今ここに

私が許可する」







そう言うと百合香の傷は

白い光を放ち消えていった








「凄い・・・・」





百合香も慎も驚いているようだ





驚くのはどうでもいい

ただ、力を使ったせいか何だか苦しい







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