愛なんて知らない Ⅱ









『運命の扉が開かれました

私が貴方を案内しましょう』







「もし、私が着いて行かなかったら?」







『それはありえませんん

これはもう決められたことなのですから』







「あははは」




私は声を出して笑う







『何がおかしいのですか・・・・?』






私はピアノから離れ

クルリと回り月を見てニコリと笑った






「ありえない方がありえないのよ」









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