続・らっく!!【完結】

次の日―…


「ふぅ…」


早速おじいさんの家のまできたものの…

会ってくれるだろうか…?


話すことなどない!!って言われそう…


私は門の前で立ち尽くしていた


あ―!!もうっ!!こういう態度がだめなんだよっ!!


「えいっ!!」


覚悟を決めインターホンを勢いよく押した


《はい…どちら様でしょうか?》


ガチャッと耳障りな機械音の後、以前来たときに顔を見た執事さんがでてくれた


「えっ…と…美弦です。おじいさんに会いにきました…」


《……少々お待ちください。》


しばらくすると門が自動で開いた


門前払いってことはなかったみたい…


私は一安心して中に入った




玄関に入ると執事さんが丁寧に応対してくれた


『会長はただいま執務室におります。お呼び致しますのでお待ちください。』


「あの!!私が勝手に来たんですから私が行きます!!」


突然来たんだから礼儀だよね!!


申し出を断り、執事さんに場所を聞くと私は執務室へと向かった





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