続・らっく!!【完結】
「もしもし?愁?あのね…」
私は勇気を出して愁に電話した
《何…?》
寝てたのかな…?少し声が嗄れてる…
「話があるの…」
《俺はないけど…?》
愁はあくまでも私と別れるつもりなんだ…
そう思ったら急に悲しいを通り越してしまった。
代わりに現れたのは怒りだった
「話くらいさせてよ…私まだ認めてないから…!!
大体、愁は勝手だよ!!何にも言ってくれないじゃない…っ…。
私、待ってたんだよ…?愁からの連絡が来るの…ずっと待ってた。
でも愁はいきなり“バイバイ”って…。
そんなの絶対認めないからっ…」
ずっと溜まりに溜まった不満をぶちまけた