続・らっく!!【完結】
怖いよ…っ…
助けて…
どれだけ心の中で叫んでも誰も応えてくれなかった
次第に闇が濃くなっていく…
このまま溶けていってしまおう…
そうすれば寂しくない…
考える必要もなくなる…
そう思い、瞼を閉じようとした
その時だった
一筋の光が見えたのは…
反射的に顔を上げる
強い光―…
私はその光に向かって走り出した
眩しい光の先にいたのは…
愁…っ…
私は両手を広げている愁にむかって飛び込んだ―…