続・らっく!!【完結】
「私…パーティーに来ても大丈夫な恰好ってこと…?」
愁はガクーッと肩を落とした
『天然って怖い…』
そう呟いた気がするけど、気のせい?
「愁~?」
『俺がしっかり見張っとこう…』
愁は何かを決意したようにしっかりと頷いた
いや、だからなんなの?
私のイライラが最高点に達した時
『おいっ!!見ろよ…』
『すげぇいい女だぜ…』
会場がいきなりざわつき始めた
『来たな…』
「ほぇ?」
私はそう呟いた愁の顔を見上げた
すると
『やっほ~美弦っ!!久しぶりっ!!』
「凪ちゃんっ!!」
会場中の視線を独り占めしながら凪ちゃんが颯爽と現れた