続・らっく!!【完結】
『みーつーるーっ(怒)心配したんだからなっ!!』
腰に手を当てた愁はものっすごい低い声をだした
「えへっ迷っちゃった…」
アハハ~と笑いで誤魔化してみたものの…
『真面目に言ってんだけど?』
一蹴された
「だって…迷っちゃったものは仕方ないじゃん…」
私だって好きで迷った訳じゃない
『気をつけろよ。美弦は隙がありすぎんだよ。今だって…』
愁はそこまで言うと慌てて口をつぐんだ
「今だって…?」
途中でやめないでよ…
『やっぱいい…』
愁は私の手を掴み歩き始めた
「愁~続きは~?」
気になるんだけど…
『言いたくない。』
キッパリスッパリ言い放つ
「聞きたい~っ!!」
私のわがままに遂に愁がキレた