続・らっく!!【完結】
「ちょっと想像しちゃったの。」
『何を?』
キョトンとする愁に更に笑いがこみ上げる
「何年後かには愁もあんな感じのかっこいい大人になるのかなぁって。」
そのとき、私は隣にいる?
どんな大人になってる?
明るい未来を想像し始めたら止まらなくなっちゃって!!
ついつい見つめちゃったみたい(笑)
愁はまだふてくされていたけど
『俺のこと考えてたなら許す。』
そう言って唇を重ね始めた
私も目を瞑ってそれに応える
「ぁ…ン…ふッ…」
や…んっ…激しいっ…
愁は腰に手をまわし頭を強引に持ち上げ、何度も何度も角度を変えキスを深める
足元がおぼつかなくなる…
愁のキスはいつもそうだ
私の思考回路をショートさせる
ここが廊下だってことを忘れ、お互い夢中になった―…