続・らっく!!【完結】
『紘一さんに追々聞けばいいだろ?』
愁は私の頭を軽く撫でた
「そうだけどぉ…」
今、知りたかったんだよぉ…!!
『ほらっ着いたぞ?』
促されるように窓の外を見るともう家の門の前だった
愁は一緒に車を降りて、玄関前まで送ってくれた
「ありがと。」
『どういたしまして。』
チュッと頬にキスをして
愁は車に戻っていった
「大変な1日だったな…」
部屋に戻って服を着替えベッドに倒れ込む
うん、大変だった…(泣)
でも…
スーツ姿の愁が見れて嬉しかったな…//
指輪を外し、そっとベットサイドのテーブルにおく
明日からは新学期
毎日愁に会える―…
幸せを実感しながらその夜は眠りについた――…