続・らっく!!【完結】


《もしもし…》



私は一瞬思考が停止した…



おっ


おじいさん!?



「あっ!!えっと…美弦です…」



何とか心を落ち着かせる



《突然電話をしてすまなかった。》



「いぇ…お電話頂けるなんて思ってなかったので嬉しいです…!!」



間違いない…おじいさんだ…



この少しかすれた声はパーティー会場で聞いたおじいさんの声そのものだ



《お前に話したいことがある。明後日、わしの家に来なさい。》



「はいっ!!わかりましたっ!!」



私は即答した



用件を伝えるとおじいさんは直ぐに電話を切ってしまった



でもそれでも良かった



通話を終了してもまだ胸がドキドキしてるよ…!!



私はベッドに倒れ込んだ





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