続・らっく!!【完結】
「おじいさん…」
車の窓から顔をだしたのはおじいさんだった
『ねえ…この人が高梨会長…?』
凪ちゃんはこっそり尋ねてきた
「うん…」
何で学校にいるんだろう…?
おじいさんは不機嫌そうに…
っというかいつもだけど、
私を見てこう言った
『早く乗らんか。』
「えっ!?あっ…はい…」
予想外の言葉に驚きが隠せない
さらにしかめっ面のおじいさんは結構な迫力がある
「ごめんね…凪ちゃん…ちょっと行ってくる…」
『がんばってね…?』
凪ちゃんは不安そうに私の顔を見た
私は言われた通り車に乗った
凪ちゃんに見送られ、車は発進した…