CHIHIRO
千尋さんが愛とばかり話してるのに、正直ヤキモチを妬く時もあるけど…
愛が憎らしいわけじゃなくて…
千尋さんが愛を可愛がってくれるのは、自分の事のように嬉しい。
きっと僕が気にしてる事を、千尋さんも気にしくれているんだと思うけど…
それでも、やっぱり少し寂しい。
だけど千尋さんは、僕の事を見てないわけじゃない。
そんな時。
愛を寝かしつけて、寝室で二人きりになると千尋さんは、
「なーに妬いてんだよ?」
とふざけた感じで言ってくる。
僕は何も言えなくなってしまうけど、千尋さんがたくさんキスしてくれるとすぐに安心できるんだ…
正直すぎる僕の心身は、いくら時間が経っても変わる事は無いみたい。
千尋さんと出会ってもう4年。
未だにこんなにドキドキするんだ…
愛してるよ、千尋さん…