CHIHIRO
公園についた。
でも、すぐになぜ此処へ来てしまったんだろう、って後悔する。
いつでもそうだ。
此処には思い出したくない過去や思い出、記憶がたくさんある。
でも僕は気にしていないしトラウマってわけでもない。
普段は思い出す事すらない過去。
母さんとの記憶。
此処は人気も少なく、静か過ぎるから…
僕がくるべきところではないのだろう。
だけど、2月の寒空に負けまいと太陽が僕を温めてくれていて。
僕だけに光ってくれているようで、少しだけ此処に居る事にした。