とある彼女のじれじれ彼氏
・年越し編
『はじめての年越しですし、お母さまの許可もいただいているので、一緒に過ごしませんか?』
そう言ったのはセンセなのに、その為にうちは何日も前から洋服を考えたりしてたのに…。
「すいません、緊急で家族会議が…」
そう言ってセンセの部屋に入るなり、ジャケットを着込んだセンセと入れ替わるようにセンセは外に出て行ってしまった。
「すぐ帰りますから、良い子で」
と言ってたのに…
センセの部屋に着いたのは18:00、センセに手料理を振るおうと思ったのに…今は23:25。
もう直ぐ年が終わる。