隣の千代ちゃん
キーンコーン・・・


授業が終了のチャイムがなった。


慣れないメガネを外し目頭を押さえる。

今までメガネなしで生活してたからやっぱ慣れるまでは疲れるな…。


隣に気配を感じて見ると花岡千代がにやにや笑って立ってた。

「・・・ナンデスカ?」前髪をかきあげながら聞いた。


「やっぱり吉岡のメガネ外した顔好きだなー」


「え!千代ちゃん千尋好きなの?」


雄大はびっくりしたのか教科書を落とした。


「うん。好きー。メガネ外した顔が好きなの。」


「は?顔?千尋の顔が好きなの?」


「うん。顔。」


雄大の質問ににこにこ(にやにや?)して答えた。

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