アイドルまっしぐら!!
「やっぱり大きいお風呂はいいね!」
良介は湯船に浸かりながら、満足そうに笑ってる。
「……そうだな。」
たまにしか来れないから、余計に大きい風呂が素敵に感じる。
「……光樹。」
「……ん?」
「……ありがとう。里奈に逢わせてくれて。」
……里奈?
良介が里奈と呼んでいることが気にかかる。
……そして、二人とも俺に同じことを言う。
「……里奈と付き合うことになりました。」
……良介が嬉しそうに口にした言葉は、俺の今までの人生そのものを打ち砕くものだった。
……どうやって返事するのがいいかな?
「……光樹?聞いてる?」
「あ……あぁ。でも、俺に言ったのはどうして?黙ってたほうが……」
「そんなの決まってるじゃん。光樹は僕の一番の親友だからね。こういうことは一番に報告したかったんだ。」
「……そっか。おめでとう!!よかったじゃん!!」
俺は、努めて明るく言った。
良介は湯船に浸かりながら、満足そうに笑ってる。
「……そうだな。」
たまにしか来れないから、余計に大きい風呂が素敵に感じる。
「……光樹。」
「……ん?」
「……ありがとう。里奈に逢わせてくれて。」
……里奈?
良介が里奈と呼んでいることが気にかかる。
……そして、二人とも俺に同じことを言う。
「……里奈と付き合うことになりました。」
……良介が嬉しそうに口にした言葉は、俺の今までの人生そのものを打ち砕くものだった。
……どうやって返事するのがいいかな?
「……光樹?聞いてる?」
「あ……あぁ。でも、俺に言ったのはどうして?黙ってたほうが……」
「そんなの決まってるじゃん。光樹は僕の一番の親友だからね。こういうことは一番に報告したかったんだ。」
「……そっか。おめでとう!!よかったじゃん!!」
俺は、努めて明るく言った。