アイドルまっしぐら!!
「人を好きになるって、そんなに自分を傷つけないといけないことかしら。」
……高木は分かりやすくイライラしてる。
「そりゃ恋に辛さは付き物だけど、自分から辛さを求めて何の得があるの?」
「……何を言って「好きなんでしょう?里奈のこと。」
俺が反論する前に高木がすかさずついてくる。
図星なだけに、俺は何も言えない。
「自分の気持ちを出したらいけないなんて、誰が言ったの?山中良介との友情は、すぐに壊れるくらいのものなの?いいじゃない。バカになってみたって。」
高木はそう言うと満足したのか、柔らかく微笑んだ。
「……俺がどうして里奈のこと好きだって。」
「見てれば分かるわ。それに、里奈のする話には山中良介と出逢う前から、必ず光樹くんが登場したし、里奈からベッドに勝手に横たわってるって話も聞いたことがあるし。」
……里奈、おしゃべりで鈍感すぎるよ。
「女の子のベッドに寝るなんて、幼なじみでも好きじゃないとしないわ。」
……高木に何を隠そうとしても無駄なことが分かった。
……高木は分かりやすくイライラしてる。
「そりゃ恋に辛さは付き物だけど、自分から辛さを求めて何の得があるの?」
「……何を言って「好きなんでしょう?里奈のこと。」
俺が反論する前に高木がすかさずついてくる。
図星なだけに、俺は何も言えない。
「自分の気持ちを出したらいけないなんて、誰が言ったの?山中良介との友情は、すぐに壊れるくらいのものなの?いいじゃない。バカになってみたって。」
高木はそう言うと満足したのか、柔らかく微笑んだ。
「……俺がどうして里奈のこと好きだって。」
「見てれば分かるわ。それに、里奈のする話には山中良介と出逢う前から、必ず光樹くんが登場したし、里奈からベッドに勝手に横たわってるって話も聞いたことがあるし。」
……里奈、おしゃべりで鈍感すぎるよ。
「女の子のベッドに寝るなんて、幼なじみでも好きじゃないとしないわ。」
……高木に何を隠そうとしても無駄なことが分かった。