アイドルまっしぐら!!
「私のせい?」




「いや、そうじゃない。屋上に人がいないかを隅から隅まで確認するようなやつはいないし、アイドルと付き合うって少し特殊だから。」



……俺は、そう言いながら頭の中でどうしようか考えていた。




「俺、今日里奈の家に行くから。」




「……うん。それがいいと思う。」




俺に何が出来るかは分からないけど。





……でも、好きな女の子が苦しんでるとしたら、




何もしないわけにはいかない。





……でも、里奈は正直に話してくれるかな?
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