アイドルまっしぐら!!
「……いいの?」




「……僕は里奈じゃなきゃ嫌だよ?里奈は?」




……りょうくん、ズルいよ。



私が拒否できないのを知ってて言ってるんだから。




「……私もりょうくんじゃなきゃ嫌だ。」




りょうくんは私がそう言ったのを聞くと、




ゆっくり私の唇に自分の唇を重ねた。




「「……大好き。」」





私たちは、みんなの目を忘れて、しばらくの間、2人の時間を過ごしていた。
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