アイドルまっしぐら!!
「あのさ、どうでもいいけど、相変わらずお前の部屋ってすごいよな?」




光樹はそう言って辺りをわざとらしく見渡す。



「いいでしょ〜?おはようからおやすみまで『Cute Boys』がそばにいてくれるの。」




私は、部屋のあちらこちらに『Cute Boys』のポスターを貼ってる。



全部、雑誌についてたやつだけど……




「そんなにいいかねぇ。こいつらが。」




「触んないでよ。」




「はいはい。おぉ、怖い。」



光樹はそう言って立ち上がった。

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