夜と私と秘密の王子様
「ゴメン。」





「別に…。気にしないで。」



覚めてるトカ。


私にぴったりの言葉かもしれない。





「ピザとる?」



「いい。」





私、ホステスになるの…?



18歳で?




全てが嫌になったのに?




この人に迷惑かけたくない。




「私、帰るね。」





「はッ??」






「ゴメン。私にホステスは出来ない。」




「おいッ!」





私は、走った。





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