夜と私と秘密の王子様
黒髪が揺れる。





いつ、髪染めようかな。


ロングの巻いた髪に、ホステスみたいなピンクの派手な服。






「ねぇ、お姉ちゃんヘルプとか興味ない??」



「ウザイ。」





「お前いいきになんなよ!俺は今日スカウトしなきゃ首になんだからな!」



「知らねぇよ。そんなの。」





後ろから誰かに殴らて意識が飛んだ。






別に、怖くなんてなかった。
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