らっく!!


まさかこんなに大きいなんて思わなかった…。


門から玄関まで何メートル…?


敷地何坪?


正面には噴水が…。


開いた口が塞がらない。


外観だけで私が圧倒されてると、玄関先で手を振っていた紘一さんが走ってきた。


「美弦~っ!!」


紘一さんは軽く助走をつけ物凄い勢いで抱きついてきた。


「くるしぃぃぃ…!!」


潰れるうぅ!!


「ごめんごめん!!ついつい嬉しくて~♪」


紘一さんはニコニコと笑いながら私を解放した。


全然悪いなんて思ってないじゃん!!


「はぁ…」


これからの先行き超不安…。


まあ…何はともあれ…


佐崎美弦


今日から父親(?)と同居です…。


< 20 / 390 >

この作品をシェア

pagetop