Bar GRANT



「圭司、調子いいなぁ」



窪田さんだった。



「窪田さん、来てくれたんすか!」



窪田さんとは、あれから一度も連絡を取っていなかった。



まさか、こうして訪ねてくれるとは夢にも思わず、うれしかった。



「なんかさぁ、最近周りでお前のファンが急増してて、うらやましくなっちゃったよ」



窪田さんは、うれしそうに笑った。




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