一本目は、だまされた男性の復讐話と見せかけて大きなどんでん返し。すっかり騙されてしまいました。
二本目は挫折を味わった青年の再生につながる爽やかな物語。
テイストの違う二作ですが、同一世界の物語としてすんなり入り込むことができます。
どちらにも表れる、タイトルでもある謎のバー。狙ったように現れる三人の女性(スタッフ)たち。
そしてバーテンダー。
二つの物語を通して、このバーが重要な役割を果たすにも関わらず、真の姿にはたどりつかないのがもどかしかったですが、謎は謎のままにしておく方がいいのかもしれません。
彼らが関わることによって、どこまで物語世界が広がるのか見てみたい気がします。